私が感動したFirstTakeの女性アーティスト5選を発表します。
1組めは、夜に駆けるを歌ったYOASOBIです。
キャッチーなメロディーに感動しました。
ボーカルいくらさんのリズム感の良さとキレイな声も大変魅力的です。歌っていないところのメロディーもつい繰り返し聞きたくなるような、楽しげで耳に残るものになっています。
夜の少しダークなイメージが急にポップになる口ずさみたくなる一曲となっています。
歌う前のほんわかした雰囲気と一転し、歌い始めると声も表情も力強くなるいくらさんにも注目して聞いてほしいです。
2組めは、366日を歌ったHYです。
切な過ぎる歌詞に感動します。
恋が終わった後の元カレを思っての曲と推察しますが、同じ状況の人にとっては号泣必至です。
共感できるフレーズのオンパレードです。わかりみが強すぎます。過去に似た経験がある人にとっても、思い出して懐かしくなると思います。
そのときどきの感情が丁寧に歌われていて、聞いているだけで切なくなる、そんな曲です。
また、歌う前に本人も言っていますが会えなくなってしまった大切な人に思いを馳せて聞いてみても良いと思います。
ゆったりとしたメロディーの中に、それぞれの楽器の個性も入っています。独特な癖のある歌い方だと思うのですが、歌がうまく聞き入ってしまいます。
3組めは、やさしさで溢れるようにを歌ったJUJUさんです。
大切な人を思い浮かべ、心を込めて歌われているところに感動します。JUJUの歌唱力にまず圧倒されます。声質もハスキーの手前のような独特ですが、伸びやかな声で、聞き応えがあります。
亡くなって二度と会えなくなってしまった人に対しての愛しさや共に過ごした時間の尊さが綴られ、ずっと愛し続けるという決意も込められているようで感動します。
元々は愛犬を思って作った曲なのだそうですが、親交のあった三浦春馬さんの死後に聞くと余計に歌詞が重なる部分が感じられると思います。
4組めは、LiSAさんです。紅蓮華という曲を歌っています。
歌唱力に感動します。
きっかけは、鬼滅の刃というアニメの主題歌になったことでした。しかしながら、ボーカルの実力が凄いことに気づきました。
高音もしっかり出るキレイな声と、可愛らしさだけではなく、こぶしも入った力強さも表現する幅広さに感動します。
歌詞の内容もついハッとさせられる言葉ばかりで、聞き応えがあります。元気がでる歌です。
アニメ抜きでも単独の音楽としてレベルの高い歌に仕上がっていると思います。アニメのストーリーと歌詞に思いを重ねながら、LiSAさんの歌唱力に注目して聞いてほしいです。
5組めは、木綿のハンカチーフを歌った橋本 愛さんです。
見事カバーを成功させたところに感動しました。
元曲の太田さんの木綿のハンカチーフも聞いたことがありますが、ポップで明るく表現されています。
対称的に、橋本さんはどこか寂しげに切なく歌い上げています。少女のように脆く切ない歌声ですが、太田さんとは異なるジャンルでカバーしきったところに感動します。
橋本さんの強そうで繊細な部分が表現されていると思います。ジブリの世界に出てきそうな雰囲気を醸し出しています。
女優橋本愛さんを見せてもらいました。後半感情移入し過ぎて涙ぐみながら歌うところや表現力が凄いです。太田さんバージョンと聞き比べて是非楽しんでほしい曲です。
