音楽を聴くのが好きで、楽器演奏に興味はあるけど、自分にできるかな・・?そう悩んでいる方に読んでいただきたい記事です。
withコロナで、家にいる時間が多くなり、楽器を始めた方も多いのではないでしょうか?
実は私もその中の一人。
いままでピアノやドラムはしていたのですが、2020年10月にアコースティックギターを購入し、趣味として一から練習を始めました。
ちなみにほぼ毎日ギターは触っています。
(※忙しい日は練習をせずに寝る前に数秒ギターを撫でてから寝ているのは内緒で)
新しいことを始めるというのは、抵抗があったり勇気がいったりします。
又新しいことを習慣にするのは更にハードルがあがりますよね。
それでもなお!おすすめしたい楽器演奏。
演奏を趣味にすると何が良いのか?お伝えしていきます♪
Contents
はじめに
まずこちらをご覧ください(4:46)
https://youtu.be/V9I6L_4NDPY
この動画・・私はほぼ毎回泣いてしまいます。
千葉次郎さん 57歳
職業 内装業
次郎さんの願い、それは
「4ケ月後の息子の披露宴で、サックスを演奏したい」というものでした。
音楽と真剣に向き合い続けた4ケ月間。
そして迎えた結婚披露宴当日。
ゼロから始まった千葉次郎さんの挑戦を描いた動画です。
楽器を始めたいと思うきっかけは人それぞれだと思います。
そう考えている方々に早速メリットをお伝えしていきます!
(ただただ↑の動画をおすすめしたかっただけでした笑)
楽器を趣味にするメリット
「凄い」と言われる
ピアノ弾けます!
作曲もします!!
こう言うと、大抵の人は「凄いですね!」と言ってくれます。
ちょっと前に社会生活基本調査の結果が出ていた「日本の楽器人口」はDIY人口と同じぐらいの10.9%とのことでした。
コロナ禍で楽器人口は増えたと思いますが、作曲・アレンジもできるとなると数%になりそうですね。
楽器を全くしていない人に(大して弾けないのに)「楽器してます」と言うと、単なるお世辞の場合もあるでしょうが、わりと本心で褒めてくれることが多いと思ってます。笑
もちろん趣味は自分の楽しみのためのものなので、優劣があるわけではありません。
でも、仮に同じだけ楽しめるのなら、「自己肯定感」の感じられる趣味の方が「おトク」な気がします。
楽器は、練習を続けていけば必ず上達します。
スランプなどで苦しむ時期もあると思いますが、「成長」を実感できるのはとても楽しいです。
つまり、人から「凄い!」と言われるだけでなく、自分自身のことも「凄い!」と思えるということ。
自分にコンプレックスがある方は、楽器を始めて自信を付けてはいかがでしょうか?
仲間ができる
楽器演奏は1人でも楽しむことができます。
しかし同時に、仲間を作りやすい趣味でもあります。
仲間=バンドメンバー
「バンドを組む」「楽団に所属する」だけではありません。
各地で行われているセッション会(1曲単位で、その場限りのバンド演奏をする)に参加するのも有りですし、最近ではネットで作品を発表・コラボしたりすることも盛んです。
自分の演奏を撮影して公開したり、作品を発表したりする中で、コメントをもらってファンができるととてもモチベーションが上がりますよね!
脳が活性化する
『視覚野』『聴覚野』『運動野』が同時進行で働きます。
音楽を聴いているときは脳全体が活性化します。聴くだけでです!
そして演奏になると活性化の動きが大きくなります。
ここまで脳を働かせられることができるのは
残念ながら楽器以外には見つかっていないそうです。
偏差値の高い学校に通う大半の子がピアノを弾けたりするのも納得。
楽器を演奏することで思考能力が高まったり、老化を遅らせたり認知症を予防したりできることが最近の脳科学の研究で明らかになっています。
楽器がうまい人は頭の回転が早い人が多い気がします。
企業の経営者が楽器をやっている人も多かったりしますよね。
楽器は活発なスポーツよりも、続けやすい趣味でもあります。
ご高齢になってからも脳を活性化しつづけ、活き活き過ごしていけますね!
楽器を趣味にするデメリット
習慣になるまでがツラい
コンテンツ消費型の趣味(旅行・映画鑑賞・ゲームなど)は「楽しむ」ことが基本なので、ハードルは低いです。
しかし、コンテンツ供給型の趣味(楽器・イラスト・プログラミングなど)に共通の難点として、上手くなるまでの過程はどうしてもツラいです。
「飽きる」場合もありますが、どちらかというと「挫折する」人の方が多いでしょう。
「楽器は、練習を続けていけば必ず上達します」
こう書きましたが、「練習を続けていけば」というのが大切です。
実際、「続ける」ことが一番難しいかもしれません。私の知り合いだけでも挫折している人はかなりの率でした。
ちなみに私は音楽の専門学校でピアノ科に所属したときに先生に、「お前ほど練習しないやつは初めてだ」と言われたほど、練習が続かなかった人間です・・★
しかし今はその経験も踏まえ、モチベーションを保つ考え方や練習の仕方など工夫して「辞めない」ルールをつくっているところです!
楽器は数か月、数年で自分の理想のように「弾けるようになった!」とはなりません。
まずは「続ける」ことより「辞めない」ことを目標にするくらいでちょうどいいと思います。
のめり込むとお金がかかる
これはどの趣味でも同じかもしれませんが・・・。
金管・木管楽器などはまず本体が高い
バンド系の楽器は安く済ませられるが、バンド活動費(スタジオ・ライブ・レコーディング代)がかかる
DTMは、こだわり始めると、ハードとソフトの両方に無限に注ぎ込める
習う場合はレッスン代がかかる
etc..
楽器を始めて耳が「良く」なってくると、どうしてもこだわりが強くなることがあります。
「良い音」を追求しすぎて、音楽に関しては財布の紐がゆるすぎたりします。
自分のお財布と相談して、基準を決めて音楽に投資をしていきましょう!
楽器の始め方
楽器を購入する
まずは楽器を手にいれないと始まりません!
現在は楽器をレンタルしているサービスもありますが、どうせならMy楽器がほしいですよね。
おすすめは楽器店に行くことです。
ネットで探してそのまま購入できる時代ですが、やはりこれから時間をかけて練習する際に、聴き続ける音は自分がテンションの上がる音の方が良いです。
私はギターを買う時、プロのギタリストの方に2階楽器店に同席してもらって、贅沢な弾き比べの元、購入をしました。
先に見に行くのもありですし、ネットで見て気になった楽器(他店舗にある楽器)は、近所の店舗に取り寄せてもらうこともできます。
予算もあると思いますが、良い音は継続のモチベーションにつながります。
楽器店のプロの方も要望を話すと様々な角度から提案してくださるので、ぜひ参考にして購入されてください。
又楽器店で購入するメリットがもう一つ。それはメンテナンスの相談もしやすいということです。
その楽器店で購入すると、何か不具合やギターで言うと弦の交換など・・小さい不安も相談できる方がいるのは大きいです。
ぜひ楽器店のスタッフさんとは仲良くなって名刺をもらうようにしましょう!
YouTubeや本から学ぶ
今は無料でも様々な練習方法が溢れています。
Youtubeでも初心者に向けた練習動画がここ数年一気に増えました。
まずは情報収集として、無料の範囲でも見て、試してみるのは良いと思います。
動画に沿って真似をして弾いてみる。
そこから楽器をなじませてみてください。
レッスンを受ける
無料である程度(半年ほど)練習を進めると、
「自分の練習方法は合っているか?」
「知らないうちに悪いクセがついてないかな?」
「1曲弾けるようになったと思うけど、次の課題曲はどうしようかな?」
などの悩みが出てくると思います。
そんな時はレッスンを受けてみてください。
ひと昔前は、レッスンを受けるといえば、
近所の音楽教室に行き、その先生に習いだしたら毎月習って、抜けにくい・・
ということもありましたが、今はオンライン体験レッスンや単発レッスンも増えてきました。
私は毎月習わなくても良いと思っていて、自分が詰まったりしたときにアドバイスをもらえる先生に数か月に一度「パーソナルトレーニング」を受けられるような環境を作りたいと思っています。
実は今「音のパーソナルトレーニング」のサービスを準備していて、私の信頼している音楽家に講師依頼をしているところです。
ぜひYoutubeを見つくした後、自分の課題がわからなくなってしまった方は当サービスをご利用ください♪
終わりに
私はなるべく多くの人が楽器に触れる機会をつくりたいと思っています。
小さな成功体験の積み重ねで演奏技術が磨かれ、
・夕方に子供と一緒にピアノを弾くお母さん
・週末にライブするお父さん
・楽しそうにドラムを叩くお子さん etc
そんな人たちが増えたらいいなと思います。
「なにか楽器を始めてみたい!」という気持ちは同じでも人によって環境や配偶者・子どもの有無、経済状況等は様々ですので、立ちはだかる課題もそれぞれ違うと思います。
ちゃんと始められるか、また続けられるか、という不安は最初のうちだけです。
楽器を演奏できるようになるまではやっぱり大変ですが、自分の成長を感じられるのはとても楽しいです。
「なにかを作り上げる」ことに興味のある方は、ぜひ楽器演奏にチャレンジしてみてください。