アシュ・ラ・テンペル(Ash Ra Tempel)のマニュエル・ゲッチング(Manuel Göttsching)が参加するなど伝説的な歴史が詰まった、MINGUSS(ミンガス)こと作曲家&ピアニストMami Konishi(小西麻美)さんのアルバム『The Farthest Desert』は、リリースから5年あまり経っても斬新に響くミニマル民族音楽の傑作です。
Masanori Nozawaが運営するMediumレーベルから2022年にリリースされ各所即完となった『Medium Ambient Collection 2022』が、WHITEとBLACKの2種類でMediumとディスクユニオン傘下astrollageレーベルとのコラボレーションにより完全限定盤にて待望のレコード化。2020年代版Kankyo Ongakuと言える一枚。 pic.twitter.com/3vgKwB0sfM
— Kankyōrecords (@kankyorecords) March 20, 2024
Contents
はじめに
1982年7月19日、東京生まれの作曲家&ピアニスト&自主レーベルIZIDOA(イジドア)主宰者 Mami Konishi(小西麻美)さんによるソロプロジェクトMINGUSS(ミンガス)、祖父は歴史学者の小西四郎さん。
幼少期からクラシックピアノを学び、桐朋学園大学・音楽学部(ピアノ専攻)卒業後、ポップミュージック、ジャズ、クラブミュージック、アンビエントなど幅広いジャンルを探求しています。
なかでも2ndアルバム『Super Sonic Sound』(2008年3月12日、Tokiola)リリース後に聴いたデトロイトテクノに衝撃を受け、クラブミュージックに傾倒したそうです。
さらにKaito(カイト)など多数の名義で活動する電子音楽家&DJ&写真家Hiroshi Watanabe(ヒロシ・ワタナベ)さんのアルバム『Sync Positive』(2011年4月4日:Klik Records、2016年2月5日:Music In The Deep Cosmos)にボーカルで参加し、自身の3rdアルバム『Night of the Vision』(2011年10月12日、IZIDOA)はHiroshi Watanabeさんがプロデューサーを務めました。
https://twitter.com/MamiKonishi/status/1534074805778980864
The Farthest Desert
4thアルバム『The Farthest Desert』(ザ・ファーゼスト・デザート、意味:最果ての砂漠、2018年12月12日、IZIDOA、デジタル:2023年、Rescue + Return Records)は、全10曲・1時間15分あまり。
田原桂一『Egypte』
京都出身、フランスで活躍した写真家、田原桂一(Keiichi Tahara)さん(1951年8月20日~2017年6月6日)の写真集『L’Egypte』(Egypt、エジプト:ASSOULINE、1997年)に触発され、「2本のサックスによって砂の質感や砂漠の陰影を表現した音楽を作りたい」というテーマが生まれたそうです。
さらに地学的な「砂漠」そのものと精神的、宗教的な「砂漠の修道院」を掘り下げることになり、実際に「砂漠の修道院」を訪れたことのある旅行作家&翻訳家&サイエンスライターの田中真知(Machi Tanaka)さんがジャケット写真とライナーノーツ(書き下ろしエッセイ)を手がけました。
Latcho Drom (trailer)
アルバム制作中は、アルジェリア出身、フランスを拠点とするトニー・ガトリフ(Tony Gatlif)監督による、ロマをテーマとした音楽映画『Latcho Drom』(ラッチョ・ドローム、意味:良い旅を、1993年)を夢中で観ていたそうです。
マニュエル・ゲッチング『E2-E4』
ドイツのクラウトロックバンド、アシュ・ラ・テンペル(Ash Ra Tempel)やアシュラ(Ashra)のギター&シンセサイザー奏者マニュエル・ゲッチング(Manuel Göttsching、1952年9月9日~2022年12月4日)、ドイツ・ベルリンを拠点とする1972年生まれのピアニスト&プロデューサー&マスタリングエンジニア、アルノルト・カサー(Arnold Kasar)がゲスト参加。
安全バンド(Anzen Band、1974年~1977年)、スペクトラム(SPECTRUM)の前身ホーン・スペクトラム(HORN SPECTRUM、1977年~1979年)、プリズム(PRISM、1981年~1984年)などのほかソロやプレイヤーとしても活動する1954年生まれ、埼玉出身のサックス&キーボード奏者&作編曲家&プロデューサー中村哲(Satoshi Nakamura)さん、スカバンドWhat’s Love?(ワッツラブ、2012年~)とトリオバンドUn Son(アンソン、2020年~)に所属するサックス奏者、新井一徳(Kazunori Arai)さんがサックスを奏でています。
Hiroshi Watanabe『Multiverse EP』
マスタリングおよび共同プロデュースを手がけたHiroshi Watanabeさんは1971年生まれ、東京音楽大学付属高校・コントラバス科、米ボストンのバークリー音楽院・ミュージックシンセシス科(シンセサイザー専攻、現EPD科)卒業後、KONAMI(コナミ)の音楽ゲームbeatmania、beatmania IIDX(ビートマニアシリーズ)や鴻上尚史さん率いる劇団、第三舞台に楽曲提供し、マイケル・メイヤー(Michael Mayer)率いるドイツの老舗テクノレーベルKompakt(コンパクト)やデトロイトテクノの創始者のひとりデリック・メイ(Derrick May)率いるTransmat(トランスマット)などから作品をリリースしてきました。
プロデュースやミックスも自身で行ったMINGUSSことMami Konishiさんによるサウンドはもちろん、ミニマルミュージックを極めた故マニュエル・ゲッチングが参加しているほか、クラシック、ロック、ジャズ、ブルース、スカ、アンビエント、ニューエイジ、エレクトロニカ、テクノ、民族音楽といった幅広いジャンルが背景にある点など、さまざまな意味で奇跡の名盤といえるでしょう。
https://twitter.com/MamiKonishi/status/1073916158133161984
クレジット
- MINGUSS(Mami Konishi):作曲、ピアノ、シンセ、プロデュース、ミックス
- 中村哲(Satoshi Nakamura):ソプラノサックス
- 新井一徳(Kazunori Arai):テナーサックス
- マニュエル・ゲッチング(Manuel Göttsching):エレキギター、ギターミックス(M8)
- アルノルト・カサー(Arnold Kasar):ピアノ(M10)
- Hiroshi Watanabe a.k.a. Kaito:マスタリング、共同プロデュース
- 田中真知(Machi Tanaka):ジャケット写真、ライナーノーツ(エッセイ)
- 石塚俊(Shun Ishizuka):パッケージデザイン
https://twitter.com/MamiKonishi/status/1204961292236152832
【1】l’Esprit
10分あまりのオープニング「l’Esprit」(読み:レスプリ、フランス語:精神)。
ドローン的なシンセとミニマルかつキックの効いたビートに、2本のサックスが重なります。
陽炎のゆらめく熱波のなか、意識朦朧としながら砂漠の大地を踏みしめ歩みを進める物語に引き込まれるようです。
ミニマルながらも刻々と変化しながらテーマが繰り返され、6分を過ぎたあたりから電子音が新たなフェーズへと移行し、クラブミュージックのブレイクに相当する展開になるのもクール!
あまりにもかっこよすぎるミニマル民族音楽です。
【2】Miroir
続く「Miroir」(読み:ミロワール、フランス語:鏡)は9分弱。
「ソプラノサックスとテナーサックスのオクターブのユニゾンによる微妙なズレで、砂漠の陰影を表現する試み」の効果が遺憾なく発揮されています。
2本のサックスは「くっきりとした影」や「ザラついた砂の質感」、対照的にきらめく電子音は「灼熱の光」をあらわしているようです。
【3】Cave Church
エキゾチックなサックス、渇いた電子音、重いビートによる緊張感のある展開が印象的な「Cave Church」(読み:ケーブ・チャーチ、意味:洞窟教会)。
地学的に「砂漠」を表現するだけでなく、精神的、宗教的に「砂漠の修道院」を掘り下げるきっかけとなったのは、田中真知さんのエッセイだそうです。
『ある夜、ピラミッドで』の「隠者たちの沙漠で」(旅行人、2000年7月10日)、『旅立つには最高の日』の「砂漠の涸れ谷に眠る」(三省堂、2021年6月30日)に、エジプトの西の砂漠にあるコプト正教会の修道院での模様が描かれています。
田中真知さんには、MINGUSSの”the farthest desert”のアルバムの冊子に「砂漠の旅のはてに」というエッセイも寄せていただいています。アルバムのテーマのひとつである「砂漠の修道院」は、モロに真知さんの著書から影響を受けています。
— Mami Konishi(MINGUSS) (@MamiKonishi) July 14, 2021
【4】Paraselene
実際の月の左右に、月のような光が見える大気光学現象「幻月」という意味の「Paraselene」(読み:パラセレン)。
MINGUSSことMami Konishiさんの奏でる美しいピアノにより、本物の月と幻の月の両方が浮かぶ不思議な夜に誘われるようです。
米チャールストン出身の作曲家ジョージ・クラム(George Crumb、1929年10月24日 ~2022年2月6日)、オランダの作曲家シメオン・テン・ホルト(Simeon ten Holt、1923年1月24日~2012年11月25日)の影響も感じられるでしょうか。
_It's almost been a year_
ジョージ・クラムのマクロコスモス、シメオン・テン・ホルトのカント・オスティナートまた弾きたいものです。特にCanto Ostinatoは特別な理由がありずっと聞き続けたいものです。いつでもどこでも弾きます故。 pic.twitter.com/jg8cBscXy8
— Mami Konishi(MINGUSS) (@MamiKonishi) March 11, 2024
【5】Silence Sad
サックスと電子音の組み合わせに戻る「Silence Sad」(読み:サイレンス・サッド、意味:沈黙の悲しみ)。
「最果ての砂漠」でのさまざまな出来事が想像されます。
【6】Ulchurringa
「Ulchurringa」は、オーストラリアの先住民アボリジニの木や石の魔除けチュリンガ(Churinga)や神話ドリーミングの概念アルチェリンガ(Alcheringa)のエジプト版といったところでしょうか。
ミニマルな電子音楽に振り切っていて、ざわざわ盛り上がっていく展開に痺れます。
【7】Dreaming
再びサックスと電子音の組み合わせに戻る「Dreaming」(読み:ドリーミング、意味:夢想)。
始まりも終わりもない永遠を表現するかのようにビートレスな4分半で、鍵盤とサックスの呼応するメロディーがエモーショナルに響きます。
誰にも聞かれないので言いますが、レーベル名"イジドア"はフィリップKディックの作中人物より拝借しました。最も好きな登場人物 : [ototoy] MINGUSS – Night of the Vision – IZIDOA disc. http://t.co/6Gec3wkf
— Mami Konishi(MINGUSS) (@MamiKonishi) October 13, 2011
【8】Blue Veil feat. Manuel Göttsching
マニュエル・ゲッチングが参加した「Blue Veil」(読み:ブルー・ベール、意味:青いベール)。
前半はサックス、シンセ、ピアノでミニマルに紡がれ、後半はマニュエル・ゲッチングのギターがフィーチャーされています。
曲名のベールはイスラム教の女性が身に着けるヒジャブやニカブ、ブルカのことでしょうか。
あるいは「夜の砂漠」を「青いベール」になぞらえているのかもしれません。
いずれにしても隠れた部分が徐々に明らかになるようなミニマルミュージックの醍醐味が凝縮されています。
マニュエル・ゲッチングの貴重なライブ映像やインタビュー動画も併せてどうぞ。
その時のリハーサルの写真。マニュエルはとても綺麗な水色の目をしていて、目の中に創造性を感じました。少しでも同じ境地に辿り着きたいと、泣きたくなるほどに胸を燃やしていました。まだたったの14年前ね。 pic.twitter.com/tt9U8gJTOt
— Mami Konishi(MINGUSS) (@MamiKonishi) April 28, 2024
【Live 2012】FREEDOMMUNE 0<ZERO> / DAX
【Interview 2013】180 Fact:his five classic records
【Interview 2013】180 Fact:making E2-E4
【Interview 2018】Red Bull Music Academy
R.I.P. Manuel Göttsching
宇川直宏さんによるマニュエル・ゲッチング インタビュー
未見の方は是非。https://t.co/Rvb9wrmAT3— 村尾 輝忠 | Terutada Murao (@terumurao) December 13, 2022
【9】Qur’an of Sand and Wind
13分弱の長尺「Qur’an of Sand and Wind」(読み:クルアーン・オブ・サンド・アンド・ウインド、意味:砂と風のコーラン)。
エジプトの宗教はイスラム教が90%、コプト教(エジプトのキリスト教)が9%、その他のキリスト教が1%という割合だそうです。
そのためイスラム教の聖典コーランにも思いを馳せたのでしょう。
なかでも第46章「砂丘」を掘り下げたのかもしれません。
シンセ、サックス、ピアノが砂と風のように舞うなか、キーンというウッドブロックのような音が交ざるところで何やらハッとさせられます。
CAMP Off-Tone 2023 出演(10/13)
《 MINGUSS 》
桐朋学園にてクラシックピアノを学び、HIROSHI WATANABEをプロデュースに迎えた「Night of the… pic.twitter.com/92lQdeVSq5— Off-Tone (@off_tone) August 30, 2023
【10】Parhelion feat. Arnold Kasar
クラウトロックバンド、クラスター(Cluster)やハルモニア(Harmonia)の創立メンバーでもあるドイツの電子音楽家ハンス・ヨアヒム・レデリウス(Hans-Joachim Roedelius)とのコラボでも知られる、アルノルト・カサーのピアノがフィーチャーされた「Parhelion」(読み:パルヘリオン、意味:幻日)。
「幻月」をあらわす4曲目「Paraselene」と対になるように、穏やかな日差しに包まれる印象で締めくくられます。
[New stock]
V.A. (MEDIUM) – MEDIUM AMBIENT COLLECTION 2022 BLACK [2LP]https://t.co/Y7essIrRkU pic.twitter.com/RtRAYE805Q
— 春の雨 cafe & records (@HarunoameRecord) March 21, 2024
おわりに
吉村弘(Hiroshi Yoshimura)さんなど、1980年代の日本の環境音楽、アンビエント、ニューエイジミュージックが再評価されるきっかけとなったコンピレーションアルバム『Kankyo Ongaku』(2019年2月15日、Light in the Attic)の現代版ともいえる、VA『Medium Ambient Collection 2022』(CD:2022年12月21日、medium、LP:2024年3月20日、medium / astrollage・diskunion)にMINGUSSことMami Konishiさん、VA『Medium Ambient Collection 2023』(2023年12月20日、medium)にKaitoこと Hiroshi Watanabeさんが参加しています。
Medium Ambient Collection 2022
各2LP(WHITE / BLACK)、本日発売。アナログリマスタリング、ブックレットもA2変形4Pと新たに仕上がってます。Bandcampでも取扱い始めました(Tシャツ付きも)
試聴
WHITE https://t.co/mtSjipZWcTBLACK https://t.co/JmYuWnnq5g
Bandcamphttps://t.co/USWkNdYcRI pic.twitter.com/Iw2pbrN8uA
— Masanori Nozawa (@masanori_nozawa) March 20, 2024
そのmediumレーベル主宰者は、栃木・宇都宮の電子音楽家&プロデューサー&DJ&イチゴ農家のMasanori Nozawaさん。
本日また一つ歳を重ねました。
俺から俺への贈り物。
お互い40代。健康第一で家族とイチゴと音楽と共に生き抜いて参ります。
— Masanori Nozawa (@masanori_nozawa) March 22, 2024
自身のアルバム『くおんのあわい』(2023年9月23日、medium)を含め、フィジカルにこだわった良質な作品をリリースしています。
https://twitter.com/MamiKonishi/status/1773272909785534946
実はハウス・テクノが軸の電子音楽レーベルで、今はアンビエントという流れです。
https://twitter.com/masanori_nozawa/status/1728256563520123081
背景を踏まえると、mediumのアンビエントコレクションにゴリゴリのテクノ(&ビートレス)を展開してきたKaitoさんが参加しているのも納得。
個人的には、ヘビロテしていたはずのKompaktのコンピは『Total 1』(1999年8月24日)だったのか?(懐かしく感じるのはHeiko Voss「Dicht Dran」のみ)と迷子になりつつ、「medium→Kaitoさん→マニュエル・ゲッチングとコラボしているMINGUSSさん」という流れで『The Farthest Desert』にたどり着きました。
あるいはマニュエル・ゲッチング、アルノルト・カサー、中村哲さん、新井一徳さん、田中真知さん、石塚俊さんがきっかけという人もいるでしょう。
音楽的にも文化的にも濃密な歴史が詰まったアルバムなので、たどり着くまでもたどり着いてからも果てしない旅が続くのではないでしょうか。
Hi friends!! If you missed tuesday's "Fearless Podcast Code: 085" Hiroshi Watanabe & Luziq on https://t.co/y6qwWKJieF, here is the 2hour mix set.
Mixcloudhttps://t.co/mMbuC2XV1Y
Soundcloudhttps://t.co/yVJveYEpd5@hw_aka_kaito @LuziqUTC @liggy_k @grafftensuzuki @nanaminmmm_… pic.twitter.com/VeEMvYPMy8— FEARLESS RECORDINGS / EMOTIONS (@Fearless_Rec) February 15, 2024
ディスコグラフィ:MINGUSS
- 1st AL『Preminguss』2006年12月8日、Tokiola
- 2nd AL『Super Sonic Sound』2008年3月12日、Tokiola
- 3rd AL『Night of the Vision』2011年10月12日、IZIDOA
- 『Live Recordings vol.1』2020年10月8日
ディスコグラフィ:Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra
- Ash Ra Tempel『Ash Ra Tempel』1971年7月1日、Ohr / MG.ART / Nexus・Nexus International・King Records / Arcàngelo / Belle Antique・Marquee
- Ash Ra Tempel『Schwingungen』1972年2月1日、Ohr / MG.ART / Nexus / Arcàngelo / Belle Antique
- Timothy Leary & Ash Ra Tempel『Seven Up』1973年2月1日、Die Kosmischen Kuriere・Ohr / MG.ART / Nexus / Belle Antique
- Ash Ra Tempel『Join Inn』1973年4月10日、Ohr / MG.ART / Belle Antique
- Ash Ra Tempel『Starring Rosi』1973年10月1日、Kosmische Musik・Ohr / MG.ART / King Records / Belle Antique
- Ash Ra Tempel / Manuel Göttsching『Inventions For Electric Guitar』1975年、Kosmische Musik / MG.ART / Nexus International / Arcàngelo / Belle Antique
- Ashra / Manuel Göttsching『New Age Of Earth』1976年、Isadora・RCA / MG.ART / Virgin Japan / Belle Antique / Arcàngelo
- Ashra『Blackouts』1977年10月18日、Virgin / MG.ART / Virgin Japan / Arcàngelo / Belle Antique
- Ashra『Correlations』1979年、Virgin / MG.ART / Virgin Japan / Arcàngelo / Belle Antique
- Ashra『Belle Alliance』1980年、Virgin / MG.ART / Virgin Japan / Arcàngelo / Belle Antique
- Manuel Göttsching『E2-E4』1984年、Inteam GmbH / MG.ART / Belle Antique
- Ashra『Walkin’ The Desert』1989年、Navigator
- Manuel Göttsching『Dream & Desire』1991年、Musique Intemporelle / MG.ART
- Ashra『Tropical Heat』1991年、Navigator
- Ash Ra Tempel『Le Berceau de Cristal』1993年、Spalax / MG.ART
- Hoenig / Göttsching『Early Water』1995年10月9日、Musique Intemporelle / MG.ART
- Ashra『Sauce Hollandaise』1998年、Série Poème・Manikin Records
- Ashra『@shra』1998年、Think Progressive / MG.ART / Arcàngelo
- Ash Ra Tempel『Friendship』2000年、Manikin Records / MG.ART / Belle Antique
- Ash Ra Tempel『Gin Rosé at the Royal Festival Hall』2000年、Manikin Records / MG.ART / Belle Antique
- Ashra『@shra Vol. 2』2002年、MG.ART
- Ashra『The Making Of』2002年、MG.ART
- Manuel Göttsching『Die Mulde』2005年9月6日、MG.ART / Arcàngelo
- Manuel Göttsching『Live at Mt. Fuji』2007年4月26日、Music Mine / MG.ART
ディスコグラフィ:Arnold Kasar、Kasar
- Kasar『Karoshi EP』2001年11月26日、No Zession Recordings・Sonar Kollektiv
- Liechtenstein & Kasar『Daily Soap』2008年、Fabrique Records
- Kasar『The Piano Has Been Smoking』2012年5月25日、Fabrique Records
- Kasar『Walk On』2014年9月5日、Sonar Kollektiv
- Kasar『Walk On Remixed』2015年7月17日、Sonar Kollektiv
- Arnold Kasar『Inside Devils Kitchen』2016年12月16日、Superfrieden
- Roedelius & Arnold Kasar『Einfluss』2017年6月23日、Deutsche Grammophon
- Arnold Kasar『Resonanz』2019年3月29日、Neue Meister
- Arnold Kasar『Palindrom』2022年8月5日、Neue Meister
- Arnold Kasar『My Favourite Colours』2023年5月26日、Neue Meister
- Roedelius & Arnold Kasar『Zensibility』2023年12月1日、7K!
ディスコグラフィ:中村哲
- 『SPLAASH』1979年、Invitation・Victor Entertainment
- 『印象-日の出 / Impression, Soleil Levant』2002年6月、Cosmos Records・日本コロムビア
- 『印象派 No.2 / 2ère Impressionnistes』2002年11月、Cosmos Records・日本コロムビア
ディスコグラフィ:新井一徳、What’s Love?、Un Son
- What’s Love?『昭和残響伝』2010年10月20日、Media Factory・Kadokawa
- What’s Love?『WA-YO SKA? ~ON-KO-CHI-SHIN~』2013年4月10日、Media Factory・Kadokawa
- Un Son「Oblivion」2023年7月30日、Un Son
- Un Son「Intention」2023年8月25日、Un Son
- Un Son「Sundown」2023年9月27日、Un Son
- Un Son「Beyond」2023年10月20日、Un Son
- Un Son「Safari Part 1」2023年11月17日、Un Son
- Un Son「JB Honey」2023年12月24日、Un Son
ディスコグラフィ:Hiroshi Watanabe、Kaito、QUADRA a.k.a. Hiroshi Watanabe
- Hiroshi Watanabe『4th Dimension EP』1996年・2010年4月5日、Nite Grooves
- Hiroshi Watanabe『Bad House Music』1996年・2014年1月20日、Nite Grooves
- QUADRA a.k.a. Hiroshi Watanabe『Sketch From A Moment』1997年、Frogman Records
- Kaito『Special Life』2002年9月2日・2006年1月23日、Kompakt
- Kaito『Special Love』2003年1月27日・2006年7月3日、Kompakt
- Hiroshi Watanabe『MATRIX EP』2003年12月8日、Third Ear Recordings→remaster 2017:2017年9月12日・12月15日、Music In The Deep Cosmos
- Kaito『Hundred Million Light Years』2006年3月27日・2007年7月30日、Kompakt
- Kaito『Hundred Million Love Years』2006年9月25日、Kompakt
- Hiroshi Watanabe『Genesis』2007年:Klik Records、2008年12月17日:Octave Lab・Ultra-Vybe→Complete Edition:2016年2月5日・2017年12月15日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe feat. Keiichi Sokabe『Life, Love』2008年5月30日、 Life Line Records
- Kaito『Trust』2009年9月28日、Kompakt
- Kaito『Trust Less』2010年4月5日、Kompakt
- Hiroshi Watanabe『Sync Positive』2011年4月4日、Klik Records→complete edition:2016年2月5日・2017年12月15日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe & Popnoname『Star Spell E.P.』2011年9月2日・2013年8月21日、Fountain Music
- Kaito『Until The End Of Time』2013年10月28日、Kompakt
- Kaito『Less Time Until The End』2014年2月10日、Kompakt
- Hiroshi Watanabe『袋田の滝 From Formation To Present』2014年11月1日:Tridom、2015年2月1日:Daigo Light/大子来人
- Kaito『Another Stories』2015年12月25日・2017年2月10日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe『Multiverse EP』2016年2月12日、Transmat / U/M/A/A
- QUADRA a.k.a. Hiroshi Watanabe『Complete Selection 95-07』2016年6月22日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe『Dear,Mr.HIROSHI WATANABE』2017年4月30日・2023年5月26日、Diverse System
- Kaito『Trust Another Stories 2』2017年9月29日・12月15日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe『TINY BALANCE 2 “find a smile, find a peace”』2017年10月6日・2023年3月21日、Music In The Deep Cosmos
- Hiroshi Watanabe『Cygnus Remixes』2017年10月29日、秋葉原重工
- Kaito『Nokton』2019年12月4日、Cosmic Signatures
- Kaito『Endless Existence』2021年5月7日、Cosmic Signatures
- Hiroshi Watanabe『Takachiho』2021年6月16日、Molten Soul Records
- Kaito『Summer Dream』2022年9月2日、Cosmic Signatures
- Kaito『afterlife』2022年10月7日、Cosmic Signatures
- Kaito『IMMERSED FIELD』2023年3月3日、Cosmic Signatures
- Hiroshi Watanabe『Live the Life Remixes』2023年4月30日、秋葉原重工
- Hiroshi Watanabe『Ascendant Resonance』2023年8月13日、秋葉原重工
- Kaito『LUMINOUS ECHOES』2023年12月1日、Cosmic Signatures
- Kaito『Brighter Days EP』2024年4月5日
リンク
- Wikipedia:マニュエル・ゲッチング、Manuel Göttsching、アシュ・ラ・テンペル、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar/ドイツ語、中村哲、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、田中真知
- AllMusic:Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA a.k.a. Hiroshi Watanabe、Rescue + Return Records
- Discogs:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、新井一徳、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA、石塚俊、IZIDOA、Rescue + Return Records
- Website:Mami Konishi、MINGUSS/Blog、Manuel Göttsching、Arnold Kasar、安全バンド/中村哲、Paradigm Shift/中村哲、Hiroshi Watanabe/Blog、田中真知/Blog、石塚俊、Rescue + Return Records/MINGUSS
- Linktree:Arnold Kasar、Hiroshi Watanabe/Kaito、Rescue + Return Records
- TuneCore:Un Son
- X(Twitter):MINGUSS、Arnold Kasar、新井一徳、What’s Love?、Un Son、Hiroshi Watanabe/Kaito、田中真知、石塚俊
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- Tower Records:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、新井一徳、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、Hiroshi Watanabe feat. Keiichi Sokabe、Kait
- HMV:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA
- disk union:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、What’s Love?、Hiroshi Watanabe、Hiroshi Watanabe、Kait、Kait、QUADRA
- DIW PRODUCTS:MINGUSS
- OTOTSU:Hiroshi Watanabe、Kait
- 芽瑠璃堂(埼玉・坂戸):MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA
- Spotify:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、中村哲、What’s Love?、Un Son、Hiroshi Watanabe/Kaito、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA、Rescue + Return Records
- Apple Music:MINGUSS、The Farthest Desert、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Ashra、Arnold Kasar、Kasar、中村哲、What’s Love?、Un Son、Hiroshi Watanabe、Kait、QUADRA
- Bandcamp:MINGUSS、Mami Konishi、The Farthest Desert、Arnold Kasar、Kasar、Hiroshi Watanabe/Kaito/Cosmic Signatures、Rescue + Return Records
- SoundCloud:MINGUSS、Arnold Kasar、Hiroshi Watanabe/Kaito/Cosmic Signatures、Rescue + Return Records
- Mixcloud:Hiroshi Watanabe/Kaito
- Myspace:MINGUSS、Manuel Göttsching、Ash Ra Tempel、Arnold Kasar、Hiroshi Watanabe
- TikTok:What’s Love?、Un Son、Rescue + Return Records